トップ > あいなん農林業PR > 愛南野菜・花き > 販売促進 > 愛南町産ブロッコリーについて公表します(ページ内容更新)

愛南町産ブロッコリーについて公表します(ページ内容更新)

栄養価が高く人気の緑黄色野菜
鮮度抜群で通年出荷を目指す愛南町産ブロッコリー

 氷詰めされて出荷される愛南町産ブロッコリーの画像

このページの目次

愛南町産ブロッコリーの特徴

愛南町においては、昭和57年より栽培が始まり、知る人ぞ知るブロッコリーの産地です。

平成28年度、愛媛県全体のブロッコリー出荷量は349.6t、そのうち愛南町は171.2tの出荷量を誇ります。県内の約半分のブロッコリーが、愛南町で作られていることになります。耕作放棄地等を活用した新たな「愛南ブランド」作りをキーワードとして、野菜産地化推進事業により補助を行うなど産地拡大に取り組んできた結果が着実に実を結んでいます。

愛南町産ブロッコリーの特徴は、秋冬型や春型の品種があり、10月から6月まで長期間にわたって収穫できることです。 主に、以下の品種が栽培されています。

品種名 作型 作型 特徴
サマードーム 10月中旬~12月穫り 秋冬型 抜群の耐暑性をもち、比較的湿害にも強い
おはよう 11月中旬~6月中旬穫り 秋冬型・春型 アントシアンフリーで低温伸長性にすぐれる

発砲スチロールに氷詰めされて出荷される愛南町産ブロッコリーたちの画像また、JAえひめ南では出荷方法も特徴的で、気温の低い早朝から収穫したものを、段ボールではなく発泡スチロールに氷と一緒に梱包、運送時に花が咲くのを抑制し鮮度を保って新鮮なブロッコリーを消費地に届けています。松山市場や京都市場などへ出荷されています。愛南町では、高品質・安定出荷ができるように、毎年品種や病気対策の試験も行っています。

ブロッコリー生産者の生の声

生産者や生産現場を動画でご覧いただけます。

トップ > くらし > 町政情報 > 広報 > 広報あいなん > 令和元年度「あいなん逸品図鑑」の動画をご覧ください

関連リンク
トップ > くらし > 町政情報 > 広報 > 広報あいなん > 平成29年度「あいなん物産探訪」の動画をご覧ください

ブロッコリーのおいしい食べ方

おいしいブロッコリーの見分け方

緑色が鮮やかで濃く、つぼみが小さくぎっしり詰まり、こんもり盛り上がっているものが良いでしょう。つぼみが黄色くなっているものは鮮度が悪く、風味も落ちています。また切り口がみずみずしく、茎に空洞がないものが良いです。

鮮度を保つブロッコリーの保存方法

袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存します。ブロッコリーはあまり日持ちしないので、できれば買ったその日のうち、遅くても2~3日中に調理するのがお薦めです。また、熱湯に塩を少し入れ、高温で短時間かた茹でしたものを冷凍し、後日シチューなどに利用するのも良いでしょう。冷凍する際には、水気は良く切って行いましょう。

ブロッコリーの茹で方のコツ

ブロッコリーは茹で時間が長いと柔らかくなりすぎて歯ごたえがなくなってしまいますので、塩を少し入れ3分ほど茹で、串がすっと通れば十分です。茹であがったらザルに入れてそのまま冷ましましょう。冷水などにつけると、つぼみの隙間に水が入り、水っぽくなってしまいます。

みんなが作っている!ブロッコリーのおすすめレシピ

栄養価が高く、茹でるだけで食べられるブロッコリー。あと一品欲しいときやお弁当のおかずとしても様々なレシピがあります。

外部リンク
【みんなの今日の料理(NHKエデュケーショナル)】https://www.kyounoryouri.jp/category/s269

朝露をはじく愛南町産ブロッコリーの画像

ブロッコリーの豆知識

ブロッコリーの歴史

ブロッコリーはアブラナ科の野菜でキャベツの仲間です。原産地は、キャベツと同じく地中海地方で、16世紀ごろにイタリアやフランスで栽培が盛んになったといわれています。日本に入ってきたのは明治時代。当時はあまり食べられていなかったようですが、栄養豊富な緑黄色野菜として1980年ごろから急速に普及しました。

栄養満点のブロッコリー

ブロッコリーには、美容や風邪予防に良いとされるビタミンC、抗酸化作用のあるβカロテンが豊富に含まれています。また、出血時に血液凝固の作用があるビタミンKや、貧血予防によいとされる葉酸も多く含まれています。

ブロッコリーは茹でると、ブロッコリーの主要な栄養素である水溶性のビタミンC減ってしまいますが、電子レンジで加熱(チン)すれば、ビタミンCはほぼ失われません。

スーパーフードとして注目のブロッコリースプラウト

スーパーフードとは、栄養価が高く、健康を維持していくためによいとされる食品のことです。少し前ですと、アサイーやココナッツオイル、チアシードが流行りました。最近は「ブロッコリースプラウト」も取り上げられています。「スプラウト」とは、「新芽」のことでカイワレ大根やもやしがイメージしやすいと思います。ブロッコリースプラウトには、「スルフォラファン」といわれる成分が含まれ、抗酸化や解毒作用、肝機能の改善や花粉症の抑制、さらにはがんの抑制効果があると言われています。

全国の産地

平成24年の全国出荷量は13万7500t。そのうち、出荷量1位は北海道で約16.5%、2位は愛知県で約11.5%、3位は埼玉県で10.8%となっています。通年で流通していますが、涼しい気候で栽培されるため、秋から冬にかけては愛知県や埼玉県、夏場は北海道産の出荷が増えます。

ブロッコリーの関連ページ

ブロッコリーと同じ愛南町の特産品関連ページ

愛南町には、

などの特産品があります。

愛南町産ブロッコリーの畑の画像