愛南柑橘改革プランについてお知らせします
2021年12月10日更新
プラン策定の目的及び位置づけ
愛南町は「愛南町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を平成28年3月に策定しました。その戦略では、愛南町が将来にわたり、人口減少の抑制に取り組み、人々が安心して住み続けられる・住み続けたいと思えるまちづくりをめざすとしており、「活力ある産業を育てる」など4つの基本目標を掲げています。
これらの目標を実現するために、愛南柑橘営農環境改革プランは、愛南町の基幹産業の重要な役割を担う柑橘産業が活性化し、地域が自立することで、愛南町の持続的なまちづくりを支える足腰の強い産業になることを目的としています。具体的には特産品のブランド化、6次産業化に対する取り組み支援や、農地の保全を図ることで担い手の確保等に継続的に取り組み、地域の特性を活かした農産物の産地化や高付加価値化を進め、農業者の所得向上や担い手確保を進めます。また、プランの実施に際し、総合戦略とのつながりや整合性を図るものとします。
プラン策定の体制及び策定手順
プランの意思決定機関として、町内の柑橘関係者等をはじめ、農業協同組合の職員、愛南町及び愛媛県職員によって構成される「愛南柑橘営農環境改革推進協議会」(以下「協議会」)を設置し、協議会での議論を踏まえプランを取りまとめました。
めざすべき姿について
愛南町は、河内晩柑をはじめとした柑橘類や水産物など豊かな自然と資源に恵まれた町です。その自然が、ここに暮らす心豊かな人々を育みました。また、基幹産業である農林業をはじめとする産業が、経済的な豊かさをもたらしてきました。中でも愛南柑橘産業は、先人から受け継いだ町民の誇りであり、さらに発展させて次の世代へと継承していくべきものです。そのために、めざすべき将来像に向かって主体的に行動していくことが求められます。
私たちは、この美しい自然との調和を図りながら、ここに住む人も訪れる人も心が安らぎ、活力に満ちた豊かな暮らしを実現できる町をめざします。そして、まちづくりの主役は町民一人ひとりであり、町民と行政がともに力を合わせて理想とする将来像に向かって行動していくことが重要です。
人口減少社会において、人が減るのは避けられない現実です。しかし、私たちにとって大切なのは、人が減っても耕地面積と生産量を維持し、自立した強いブランド柑橘産地としての地位を確立することです。生産者が夢とプライドを持って柑橘産業を盛り上げ、笑顔溢れる活力あるまちづくりを支えることが町の発展につながります。
グローバル化の進展等による海外柑橘の脅威や、他産地の急速な産地化への取り組みなど、外部環境は日々目まぐるしく変化します。そのような中、たとえ価格変動があっても、生産性の改善と高付加価値化を実現することで安定した収入が見込まれます。
愛南町の柑橘生産者の自立を促し、筋肉質な柑橘産地をめざす。そんな思いを将来像に込めました。
改革プランのデータリンク
協議会の議事録データリンク
平成28年度第1回協議録(144KB)
平成28年度第2回協議録(166KB)
平成28年度第3回協議録(220KB)
平成28年度第4回協議録(157KB)
平成29年度第1回協議録(221KB)
平成29年度第2回協議録(156KB)
平成30年度第1回協議録(140KB)
平成30年度第2回協議録(179KB)
平成30年度第3回協議録(116KB)
令和元年度第1回協議録(128KB)
令和元年度第2回協議録(136KB)
令和2年度第1回協議録(442KB)
令和2年度第2回協議録(129KB)
令和3年度第1回協議録(289KB)