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「愛媛・南予の柑橘農業システム」が日本農業遺産に認定されました

愛媛県南予地域(宇和島市、八幡浜市、西予市、伊方町、愛南町)の柑橘農業システムが日本農業遺産に認定

「愛媛・南予の柑橘農業システム」(地域:宇和島市・八幡浜市・西予市・伊方町・愛南町)が、平成31年2月15日に、日本農業遺産に認定このリンクは別ウィンドウで開きますされました。

今後、愛媛県南予地域農業遺産推進協議会このリンクは別ウィンドウで開きますにおいて合意形成を図りながら、地域が主体となって地産地消の促進や柑橘の消費拡大、景観保全活動など、地域住民参加型による農業遺産の継承につながる「保全計画」の着実な実践のほか、県内外での認知度向上を進めてまいります。

日本農業遺産とは

日本農業遺産このリンクは別ウィンドウで開きますは、伝統的な農林水産業の仕組みを評価し後世に受け継ごうと、農林水産省により平成28年に創設されました。社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ及びシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、将来に受け継がれるべき重要な農林水産業システムを認定する制度です。

愛媛・南予の柑橘農業システムの概要

南予地域は、リアス式海岸に面した急傾斜地であるという特異な地形等の条件を克服するため、独自の工夫やノウハウを長い年月をかけて蓄積し、高品質・多種多様な柑橘農業を実現するとともに、様々な環境変化に的確に対応できる独自の仕組みやストックを形成するなど、持続的な柑橘農業システムを確立して、ブランド柑橘の一大産地となっています。

日本農業遺産認定への取り組み

愛媛県や愛南町を含む宇和海に面する5つの市町とJA等で組織する愛媛県南予地域農業遺産推進協議会は、南予の急傾斜地を独自の工夫で克服した段々畑で行われている柑橘栽培「愛媛・南予の柑橘農業システムこのリンクは別ウィンドウで開きます」について日本農業遺産の認定を目指していました。

愛南町における愛媛・南予の柑橘農業システムとは

愛南町でも、日本農業遺産の認定を受けた柑橘農業システムで、生産量日本一の愛南ゴールド(河内晩柑)甘夏ポンカン等が栽培されています。

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