植物苗の誤表示による食中毒の防止について
2020年04月14日更新
植物苗の取り扱いに注意しましょう
スーパーマーケットの直売コーナーにおいて「ニラ苗」と表示された「スイセン」が販売され、これを購入し調理して食べた結果、食中毒が発生するという事例がありました。
スイセンの葉はニラと似ていることから誤認による食中毒が発生したと考えられ、今回の事例を機に注意の目を持つようにしましょう。スイセンには「ヒガンバナアルカロイド」という有毒成分が含まれており、30分以内で吐き気や下痢などの消化器症状を引き起こすとされています。
スイセンをはじめとする有毒植物の誤食による食中毒に注意しましょう。
食中毒予防のために
食中毒予防のため、以下の点に注意してください。
・知らない植物、種類が判別できない植物は採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。
・家庭菜園や畑などで、野菜と観葉植物を一緒に栽培するのはやめましょう。
農地、菜園では野菜類と園芸植物の区分を明確にしておくことが必要です。
・山菜取りなどをするときは、一本一本よく確認して採り、調理前にもう一度確認しましょう。
詳しくは農水省HPをご覧ください。