【ブロッコリー栽培の情報交換の場】ブロッコリーの品評会について掲載します
2021年12月14日更新
12月7日(火曜日)に御荘平城にある南宇和柑橘選果場の野菜倉庫で、愛南町の生産者が栽培したブロッコリーが集結した品評会が行われました。この品評会には約20名が自慢の逸品を出品しており、参加者や見学者の間で栽培方法などの技術交流を行っていました。
品評会の始まりとは
この品評会は、愛媛県主催の目揃会(めぞろえかい)が新型コロナウイルスで中止になったことがきっかけで、昨年度から生産者の意欲や技術の向上を目的に、えひめ南農業協同組合南宇和野菜部会主催で開催しています。
目揃会は、県内のJAが地元生産者のブロッコリーを持ち寄ってその年の出来栄えをチェックしており、その会で栽培技術や他品種の情報入手といった交流が行われていました。
町内外に関わらず、農家個人がこうした他農地の情報を入手する機会は多くありません。生産者個人とのやりとりや視察研修等といった方法以外で気軽に情報交換ができるため、愛南町の品評会は好評となっています。
品評会を通じて
えひめ南農業協同組合の砂田英樹さんは「愛南町の全体的な秀品率アップといった品質の向上を目指して、この取り組みを行いました。ありがたいことに、愛南町ではブロッコリーの栽培支援に力を入れてもらっています。例えば、こうした取り組み以外にも役場農林課やえひめ南農協による補助もありますので、農家の方には上手く活用していただきたいです。愛南町全体におけるブロッコリーの市場価値を上げて、ブランド化していくことは農家の方も望んでいることですので、代表的な特産品である柑橘と魚に加え、ブロッコリーも参入できるよう推進していきたいと思います。」と話していました。
愛南町城辺甲2420番地
電話番号:0895-72-7311