高齢者の肺炎球菌感染症予防接種についてお知らせします
2024年05月21日更新
肺炎球菌感染症とは
肺炎は高齢者に多い疾患であり、肺炎で亡くなる方の95パーセント以上が65歳以上となっています。肺炎を引き起こす病原菌にはさまざまな種類がありますが、高齢者の肺炎の原因で最も多い病原菌が肺炎球菌です。
予防接種の効果
ワクチンには、肺炎球菌の約7割を占める23種類の肺炎球菌感染症について予防効果があり、重症化を防ぐことができます。接種後3週間で免疫ができ、効果持続期間は健康な成人で5年以上とされています。ただし、全ての肺炎を予防するものではありません。
(注意)5年以内に再接種を行うと、接種部位の痛み、腫れなどの副反応が強く出ることがあります。
副反応について
副反応の多くは、24時間以内に出現します。接種部位が赤みを帯びたり、腫れたり、発熱、寒気、全身のだるさなどが見られたりすることがありますが、通常2~3日のうちに特別の処置をしなくても次第になくなります。しかし、まれに重い副反応(健康被害)が起きることがあります。気になることは医師と相談するなど細心の注意を払った上で、体調の良い時に接種するようお願いします。
高齢者の肺炎球菌感染症予防接種について
対象者
(1)65歳の者
(注)65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで
(2)接種時に60〜64歳で下記に該当する方
- 心臓・腎臓または呼吸器の機能に障がいがある方(身体障害者手帳1級程度)
- ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方
補助回数
- 生涯1回
(注)過去に肺炎球菌ワクチン(23価ポリサッカライド)を1回でも接種したことのある方(任意接種を含む)は対象外です。
自己負担
- 4,000円
(注)接種券がなければ4,000円で予防接種を受けることはできません。
(注)対象者のうち生活保護受給者の方は、所定の手続きにより無料で接種できますのでお知らせください。
必要なもの
- 接種券
- 予診票
65歳の誕生月の翌月に必要な書類を送付しますので、申し込みの必要はありません。
65歳から66歳の間に転入し、過去に肺炎球菌ワクチンを(23価ポリサッカライド)を接種していない方はご連絡ください。
(注)町発行の接種券を持たずに接種した場合は、全額自己負担になりますのでご注意ください。
実施場所
- 委託医療機関
(注)事前予約が必要です。
申し込み・問い合わせ先
- 愛南町役場保健福祉課 電話番号:0895-72-1212
関連リンク
愛南町城辺甲2420番地
電話番号:0895-72-1212
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