浦和家の棟札
町指定文化財 歴史資料
この棟札は檜板で、魚類製造家屋(松風)の建築にあたり、明治23年3月に作られたもので縦154センチメートル、横34.5センチメートル及び厚さ1.3センチメートルである。
これには、魚は獲るだけではだめで、製造に力を入れなければ水産業の発展はありえないという日本国や日本水産業界の進路を示し、また当時世界一の海事国といわれていたイギリスと、同じ島国である日本に大きな違いがあるのは、考え方や努力が足りないところに原因があるといった見解を示している。最後に、自分の意思を引き継ぎ、後世の人々に日本水産業界の発展のため立派に事を成し遂げてほしいという浦和盛三郎の切なる願いが書かれている。
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愛南町城辺甲2420番地
電話番号:0895-73-1112
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