緑の千人塚
町指定文化財 史跡
緑の智恵光寺にある五輪塔群で、天正11年(1583)土佐長宗我部軍の御庄侵入による緑城の戦いの戦死者の墓を集めたものだといわれている。
また藩政期の大洪水で水死した人々の墓だという説もあるが、百姓はその当時、五輪塔は建てなかった。
五輪塔は、花崗岩で、大きいものは117センチメートルあり、以前は、形の不揃いのものまで入れると115基存在していたが、現在は50基程度を残すのみとなっている。五輪塔は下から地・水・火・風・空の五大を、それぞれ四角・円形・三角・半月・団形で表し、仏教思想にもとづき、平安時代にわが国で創始されたものである。墓標とされたのは鎌倉時代からである。
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担当部署:生涯学習課
愛南町城辺甲2420番地
電話番号:0895-73-1112
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