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岩水のオガタマノキ

岩水のオガタマノキの画像

歴史・文化の画像

町指定文化財 天然記念物

オガタマノキは、モクレン科の常緑高木で暖地に自生する。葉は倒卵状楕円形でやや肉厚の革質、表面には強い光沢がある。2~4月にかけて芳香の強い直径3センチメートルの帯黄白色の花を、枝の先端近くの葉の付け根の上側につける。通常樹高は10~15メートルの高木であるが、樹齢数百年を経た木には20メートル以上に達するものも少なくない。和名は神道思想の招霊(おぎたま)から転化したものといわれ、神霊を招く樹ということで、「招霊樹」と名付けられ神木とされる。

岩水のオガタマノキは、「かしこき谷」にあり、根回り3メートル目通り3メートルあり、二本立ちになっている。

樹高は20メートル余り、樹齢200年以上とみられ、県下最大のオガタマノキである。

またオガタマノキは、珍蝶ミカドアゲハ(幼虫)の食草としても知られている。ミカドアゲハは熱帯系の美しい、個体数の少ない蝶であり、チョウ目としては唯一、高知市のミカドアゲハ及びその生息地(3箇所)が国の特別天然記念物に指定されている。

オガタマノキの実物の画像

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担当部署:生涯学習課
愛南町城辺甲2420番地
電話番号:0895-73-1112

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