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アコウの大木

アコウの大木の画像

歴史・文化の画像

町指定文化財 天然記念物

アコウは、クワ科の常緑高木で、紀伊半島以南の暖地に自生する。幹の直径は1メートルに達し、周囲に気根を出す。葉は大きな長楕円形で、春に落葉してただちに新しい葉をつける。雌雄異株。春にイチジクに似た花をつける。

平山地区にある天神社の境内に自生するものは、急斜面に生えているものの、地上に露出する根はあまり高くなく、この木が種子から芽生えた場所が平地に近かったことを物語っている。

町内の海岸線の近くには、アコウの木が点々と自生しているが、樹齢の少ないものが多く、特に大きいのは、この木と八幡野中尾家のものだけである。

県下では、伊方町三崎(旧三崎町)のアコウが北限とされ、国指定となっている。

アコウの大木の実物の画像

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担当部署:生涯学習課
愛南町城辺甲2420番地
電話番号:0895-73-1112

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