十一面観音菩薩像・常宝寺十一面観音立像
町指定文化財
貝塚にある興禅寺の本尊である十一面観音菩薩像は、台座高33センチメートルの正六角形で、像高96センチメートルの金銅製の立像である。
常宝寺十一面観音立像は、像高70センチメートルの木製立像で光背に金箔が施してある。作成年月日は不詳であるが、様式は古く、専門家の説では鎌倉時代の作といわれている。
一切の衆生のあらゆる苦難を救済するため、その請願の内容により33種に姿を変えて現れるという観音菩薩像は、奈良時代から江戸時代まで庶民の信仰を集め、盛んに制作されてきた。
この観音菩薩像は天冠台の上に10の仏をかたどり、前3面の仏は慈悲の相を表し、左3面は怒の相、右3面は笑いの相となっている。
十一面観音菩薩像
常宝寺十一面観音立像
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愛南町城辺甲2420番地
電話番号:0895-73-1112
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